ブログトップ
UNDER THE FACT OF SHOES

shoes brand NO official blog

<   2009年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧
Cross Road
b0179885_083556.jpg


アーティスト宮永愛子さんのナフタリンでかたどられた靴の作品。

時間が経つにつれ消失し、結晶と化します。

美しいです..............。








アーティストの方達が「靴」を用いる際、人と靴の関係を深く思慮されています。

靴業界の人間よりも真剣に向き合っているかもしれません。

本当に勉強になります。





昔は他ジャンルの方が靴を語ったりするのを嫌ってたのですが、最近はその方が興味を持ってしまいます。





どの業界もそうだと思うんですが、畑違いの人に色々言われると、最初は嫌悪感を抱きますよね。

それはそれでいいと思うんですが、僕は最近全部受け入れてみようと思い始めました。






何故そう思えたのかは定かではありませんが、ふと、辿り着きたい所は同じ気がしたんです。

それはジャンルを超えたものだと思います。










道が違うだけで、交差する場所はあると思い始めた今日この頃でした。



b0179885_255082.jpg

[PR]
by noshoes | 2009-05-30 02:07 | art
YES
b0179885_3121160.jpg

オノ・ヨーコさんが1966年にロンドンで発表した作品「CEILING PAINTING (YES PAINTING) 」。

部屋の中央に置いてある梯子を観客が昇って天井を虫眼鏡で覗くと小さな文字で「YES」と書いてあるものです。

僕はまだ見たことがないのですが、いつかは見たい作品のひとつです。

この作品を友達から聞いたとき、想像しただけで泣きそうになりました。

ジョン・レノンは、「その言葉がNOであったら失望したが、YESとあったので救われた」と述べたそうです。







僕のブランド名はNOなので、自然とYESという言葉も気になります。


今更ですが、NOという名前は「脳」と「否定/NO」からきています。キムタクの「MR.BRAIN」が始まったのでちょっと由来が「脳」というのは恥ずかしくなってきましたが.........まあ単純に物事を生み出すのは「脳」を多いに使うので「脳」です。


もう1つの由来「否定/NO」。


「脳」よりも実はこちらに重きを置いています。

実際、僕は否定するのは嫌いです。

では何故NOなのか。

物事を生み出していく上で、必ず誰かしらの反論や誹謗中傷はあります。そういったものと戦っていかなければならない自分への戒め、または覚悟が僕には必要でした。

NO

言う度に気持ちが引き締まります。

戦うべきものがブランド名なのはちょっとどうかなと始めは思いましたが、今は気に入ってます。









少し面白いものを見つけたのでご紹介です。

b0179885_3463863.jpg

(1)中央の4つの点を30秒間見つめます
(2)天井を見上げて瞬きをします


























































































                      YES
[PR]
by noshoes | 2009-05-25 03:57 | art
足音
b0179885_19253036.jpg


靴は楽器になります。

友人がストリートタップダンスをしていて、ある意味「靴」で生計を立てていました。

楽器と人が正に一体化しているので、見ていてとても気持ちいいものです。






足音はその日の気分を変えてくれるものだと思います。

たまに革底の靴で出かけると、コツコツという音が耳に心地よくて、背筋も伸びます。

ハイヒールのカツカツ音は女性を際立てますし、下駄は風流な音ですよね。


b0179885_19553332.jpg








ただ、ゴム底は床によっては耳障りです。

履き心地の代償に音の心地良さを奪われてしまった気がします。

以前、マーク・ロスコ展を見る為に川村記念美術館を訪れた際、履いていたブーツのゴム底がギュギュギュギュと、あってはならない音を発したので、即脱ぎました。

そこの空間が神聖だっただけに、本当にそのときは靴が憎かったです。



b0179885_204021100.jpg















後、ニコニコしてしまう足音は子供のピッピッと鳴る靴とドラえもんですね。



b0179885_20524898.jpg


3ミリ浮いてても、立派な足音です。
[PR]
by noshoes | 2009-05-22 20:44 | shoes
嗜好品
b0179885_91457.jpg


靴好きの方なら耳にした事のあるグッドイヤーウェルト製法



製法の事で語りだすときりがないのですが、簡単に言うと履いている内に中底が沈み、その人の足型(フットベッド)が形成されます。



BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)の様に最初からフットベッドが形成されているのではなく、その人それぞれのフットベッドが形成されるのが特徴です。
b0179885_928610.jpg







グッドイヤーウェルト製法を活かす為には正しいサイジングが要求されます。サイジングを誤ると、フットベッドは正しく形成されません。例えば、ブカブカの靴だと中で足が常にずれてしまい、フットベッドもずれた状態で形成されます。





「自分の靴になっていく」感覚は、何とも言えない日常の小さな楽しみです。





僕はいつもこういった製法の靴を購入する際、靴と服のバランスを取るか、靴をきちんと活かすか、の究極の選択に迫られます。靴屋で働いていた時はサイズ違いで購入したりもしました。





どちらもいいんですよね..............。





葉巻の似合う男になった際には、見た目のバランスではなく、サイジングの魅力だけで過ごしたいものです。




b0179885_10132150.jpg




アルパチーノにはなれません........。
[PR]
by noshoes | 2009-05-20 10:14 | shoes
tortoago
b0179885_129172.jpg

出会えた人は幸せなバッグブランド、 tortoago(トルトアーゴ)。

ブランド名はイタリア語のtorto(糸)とago(針)を合わせた造語らしいです。



デザイン、製作を全て1人でされているのですが、デザイナーと職人の狭間に見事に着地されています。

b0179885_1295675.jpg


実際手に取ると、優しさと力強さが見事に融合したオーラを感じます。



鞄や靴を製作した事がある人間が見ると、大手ブランドに全く引けを取らない、いやそれ以上の品質の良さに驚き、ナメ回す様に見てしまいます。



「大量生産をしない理由」を知りたい方は tortoago を見ると解決です。

b0179885_12104265.jpg



驚くことに、デザイナーさんは常にお客様の意見を取り入れ、受注の際は、ある程度のデザインのマイナーチェンジを快く引き受けておられます。



「お客様がブランドを成長させてくれる」という事をお話して頂きました。



この品質の良さで、マイナーチェンジが出来て、デザイナーの顔が見えるバッグに出会えた人は幸運以外にないでしょう。



今回の展示会は終了してしまったのですが、次回展示会の際は事前に紹介させて頂きたいと思います。



今回の僕のお気に入り
b0179885_1211310.jpg


こんなカッコいいガマ口見たことないです。
[PR]
by noshoes | 2009-05-18 12:13 | tortoago
Dear Roger Vivier

b0179885_12413058.jpg


クリスチャン・ディオールイヴ・サンローラン等の靴を手がけたフランス人靴デザイナー ロジェ・ヴィヴィエ氏。

「ディオールとダブルネームのラベルをシェアした唯一の人物」でもあります。




ロジェ・ヴィヴィエ氏と言えば、シルバーバックルのパンプスライン「ベル・ヴィヴィエ」です。


b0179885_12423330.jpg



1967年のフランス映画「昼顔」で、カトリーヌ・ドヌーヴが履いていた事から人気に火がつきました。



確かにこのパンプスをさらっと履きこなす女性はとても魅力的です。



絶妙なバランスのスクエアバックルは、フラットパンプスにでもハイヒールの色香を感じさせます。



Roger Vivier の現デザイナーは 自分でもレディース用の靴を履く Bruno Frisoni (ブルーノ・フリゾーニ)氏。



ブルーノ氏がヴィヴィエ氏の功績をどれだけ昇華させていくのか楽しみです。


b0179885_14465239.jpg


昇華......。
[PR]
by noshoes | 2009-05-16 14:50 | shoes
CONVERSE
b0179885_10534645.jpg


言わずと知れた不朽の名作、コンバースのキャンバスオールスター。



1917年に生まれたこのデザインは当時とほとんど変わりません。2005年までには累計8億足を販売しているそうです。



長く歩くと疲れる、定番過ぎて嫌い、と様々な否定的な意見も聞きますが、「話題にあがる靴」でこれ以上のものはない気がします。



どの重鎮ブランドでもそうですが、「歴史」というデザインが加わっているものには敬意を表してしまいます。




「話題にあがる靴」と言えば、最近ではクロックスでしょうか。

b0179885_12373851.jpg


親子で履ける素晴らしさには「歴史」は必要ない気がします。
[PR]
by noshoes | 2009-05-15 12:45 | shoes
Dear Salvatore Ferragamo
b0179885_10365089.jpg


「エレガンス(elegance)」は快適さとは相反するものではないのだ。by サルバトーレ・フェラガモ



靴の世界ではあまりにも有名なサルバトーレ・フェラガモ氏。



数々の偉業を成し遂げていますが、僕にとっては「ウェッジヒール」の衝撃が一番です。



「“見えないサンダル” 1947年」 でも使用されているヒール
b0179885_1054863.jpg



第二次世界大戦中、物資が不足し、ハイヒールでは必須のシャンク(靴の背骨)が手に入りませんでした。

そこで、サルバトーレ氏はコルクで靴底全体を厚くする事で窮地を脱しました。



このデザインは、まるでそうなる事が決まっていたような運命的なものを感じます。

今や巷では珍しくないウェッジヒール。

こうなる事も氏は見えていたのかもしれません。(フェラガモは数々の特許を取得している。)





そんな中、こんなウェッジヒール

b0179885_1184824.jpg


起源を知っていると思わずにんまりしてしまうデザインですよね。
[PR]
by noshoes | 2009-05-14 11:13 | shoes
Zaha Hadid
b0179885_10562622.jpg


2004年、建築のノーベル賞と言われるプリツカー賞を女性で初めて受賞したことでも知られるザハ女史


建築家が靴をデザインするという話はよく耳にします。
有名なところでUNITED NUDEのレム・D・コールハース(建築家レム・コールハースの甥にあたり、プラダの店舗デザインなどに参加)です。


ザハ女史が手がけた靴


ブラジルのシューズブランド「melissa/メリッサ」とのコラボ
b0179885_1164245.jpg



「LACOSTE(ラコステ)」とのコラボ
b0179885_11103847.jpg




好きなんですけど、正直この有機的パターンのデザインは、椅子、テーブル然り何でも応用が利きすぎるので、次回は違うパターンの靴を見てみたいですね。




ふと映画「アビス」を思い出します。

b0179885_1129196.jpg


何だかあの顔がザハ女史に見えてきました..........
[PR]
by noshoes | 2009-05-12 11:34 | shoes
靴の綺麗な人。靴の汚い人。
b0179885_20007.jpg


「靴を磨きなさい。そして、自分を磨きなさい」 by オルガ・ベルルッティ


よく、靴を綺麗にしておく事が美学とされます。


僕は革靴は綺麗に履きたい方ですが、基本的に気にしません。
マダム・オルガに面と向かって言われると、毎日磨いてしまいそうですが............


靴が綺麗でも汚くても、その人の性格が反映されている事に興味を抱きます。


靴が人に出会って、その人の性格になっていく。カカトの減り具合なんか顕著ですよね。
紐が切れているのに無理やり結んで、とんでもない事になってても、ちょっと格好いいなと思ってしまいます。


なので、履かれていない靴は見ていてすごい悲しいです。
温かい料理を冷ましてしまったみたいな感覚に陥ります。


以前に見たアーティスト塩田千春さんの作品(DNAからの対話)は
靴に赤い糸を結びつけ、靴の持ち主のエピソードと共に展示していました。


b0179885_2032868.jpg



この作品を見ると原点に帰れます。
[PR]
by noshoes | 2009-05-11 20:04 | shoes