5日間にかけて開催致しました合同展示会「Collective Showroom 6th」を無事に終える事ができました。
この場を借りまして、お忙しい中お越し頂きました皆様方に厚く御礼申し上げます。直接ご意見を頂く事で当ブランドNOが成長できる事を改めて感じました。
また、ご都合がつかずお越し頂けなかった方々も、毎度気にかけて頂きまして大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
さて、今回発表致しました COLLECTION G のご紹介です。
コンセプトは【SIGNATURE MODEL】
NOの靴は「お客様に履かれて初めて完成する。」という信念があります。
その信念の下、今季気になったキーワードは「文字」。
文字は直接的な力を持っています。ブランドロゴであるアルファベットの羅列もその力に魅了されてのもの。
その力をお客様自身に入れてもらう事が出来れば面白いと考え、今季のブランドタグは名前が記入できる仕様に変更しました。
そうする事でNOの靴のブランド名があなたの名前になります。
繭スニーカー SIGNATURE MODEL

従来の繭スニーカーベロトップ部分にシグネチャータグが配されています。
シグネチャータグはイギリス入国の際に用いられるランディングカードがモチーフになっています。
PAINTERS RIBBON BALLET

絵描きのリボンバレエシューズ。キャンバス地をブラシによる手作業で縁取りされたバレエシューズ。以前はリボンの縁取りだけでしたが、今回はボディ部分も縁取りしています。
PAINTERS TASSEL BALLET

絵描きのタッセルバレエシューズ。上記のリボンバレエシューズと同様の手法で作られたタッセルバレエシューズ。
PAINTERS PUMPS

絵描きのパンプス。靴ボディ部分のキャンバスにブラシで手染めされたパンプス。まだらな染めは1足1足異なります。
FRENCH OPERA PUMPS

タッセルを止めるテープ部分をトリコロールテープで作成したオペラパンプス。このデザインでよく使用されるキルティングの中敷は革の型押しで表現。ステッチが入っている様に見えますがステッチも全て型押しです。
FRENCH PIPING SHOES

トリコロールテープでパイピング(縁取り)された革靴。テープは履き口周りだけ縫製しており、テープの「たるみ」を愉しみます。
CORKY SADDLE SHOES

サドル部分にコルクを用いた革靴。ソールはスニーカーに使用されるスポンジと革底のコンビになっています。
CORKY SANDAL

前部にはコルク。アンクルストラップ部分にはトリコロールの裏地をあしらっています。
FRENCH CROSS SANDAL

クロスベルトの一部にトリコロールテープをあしらったオープントウエナメルパンプス。中底、ヒール部分にコルクを使用しています。
MESH EMBOSS SANDAL

メッシュ型押しレザーを中底と本体に使用したサンダル。両方に同加工革を使用する事で不思議な効果が得られています。
TOGE TOGE SANDAL

馬革で補強されたコルクにスパイクスタッズがあしらわれたサンダル。トゲトゲしています。
蔦(つた)スニーカー

現在インスタレーションを中心に活動を行う現代美術家
「森川穣(もりかわ みのる)」とNOのコラボレーションスニーカー。靴本体に無作為に開けられた穴。まるで蔦の様に靴紐が全体を覆っています。

ハンダゴテで空けられた銃弾の様な穴。
NOのスニーカーをベースにしての初のコラボレーションは中々面白いものに仕上がったと思います。森川氏いわく、「文字」→「伝わる」→「蔦(つた)」の変換で生み出された作品。
以上、COLLECTION G 【SIGNATURE MODEL】でした。